■民族、DNAについてだが

結論からいうと大した意味はない。

大した意味はないっていうのは、

結局ただその土地にあった進化が起こっただけだからだ。

インド人はもともと白人だった。

しかしインドという土地で長年暮らすうちに、皮膚が黒いほうが日射に強くなるので、

当然のように肌が黒く変化していった。

つまり、血なんてものは確固としたものとして存在しているものではないということだ。

みんな発祥の理由としては、その土地の風土に影響されてきた。

食べ物や気候や日射や寒暖の差や風や季節や、

その土地で最適な体質に年月をかけて変わったというだけの話。

個人単位で見るとDNAや血は大きな運命を決める要素のように感じるが、

実際は人間が趣向をもって変わったのではなく、

単にその土地に影響された結果でしかなかったということだ。

つまり重要なのはDNAそのものではなく、DNAが発現したその土地の特性そのものだ。

そこでふるいにかけられ続けた結果、環境がDNAを作った、まさにダーウィンの進化論を元に分かれてきたのだ。

だからどの血統がいいとか、悪いとかは話にならない。

血統を作り出す、土地の特性こそが最も重要だからだ。

そのため血統で差別をする意味はない。

重要なのは土地を持つ人間が誰かということだ。

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