2018-03-06

もっと便利になると思った

インターネットも定額、音楽漫画ドラマ映画も定額で楽しめるようになって、近所の映画館CDショップレンタル店をはしごしていたときより便利になると思った。

でも実際はそうでもなかった。

イメージしていた、どこに住んでいようとありとあらゆる作品に手が届くSFみたいな世界はまだ来ていなかった。

実際は提供されている作品はごく限られていて、しかも各サービスごとに作品が少しずつかぶらないようになっている。

物理的な制約がなくなっても、どうしても私たちインターネットはいくつもの壁で区切られている。

提供されているサービスは結局、紙媒体の月間漫画誌とあまり変わらない。

各誌に掲載される好みの作品を読むためには毎月数冊をバラバラ定期購読しなくてはならない。

決まった地区の住人以外は買えないものもある。

それを一本化してくれるのが定額配信サービスだと期待したけれど、そうはならなかった。

このもどかしさも、映画漫画海賊版サイトが重宝される理由の一つになっているんじゃないのか。

インターネット世界中繋がることができるようになったのに、つまんないよな。

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