IFRSは過激な会計基準である。既存の会計の概念を次々と破壊している。純資産の概念を変え、また当期純利益の概念までも変えてしまった(ちなみに日本基準もその概念を直輸入している)。
IFRSを適用した会社の価値評価は難しい。IFRSを適用した会社にはたいてい巨額ののれん残高がある。経営者によるのれんの定期償却負担回避の思惑が見え見えの場合がほとんどである。醜い。
IFRSは証券市場に破壊的な悪影響をもたらしたとしか思えないし、これからもこの悪夢のような惨禍をまき散らし続けるのかと思うとうんざりするが、このことを認識していれば被害はある程度抑えられると考えたい。
先ずはIFRSを適用しましたという会社は基本的に投資対象から外すことにする。
Permalink | 記事への反応(1) | 23:18
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のれんって会計用語エモい
負ののれんという悪魔合体的な音の響きも捨てがたい