生後2週間ぐらいの、犬というよりは小熊みたいな子犬とその母親の動画。
子犬はしきりに猫パンチのような動作をするのだが、脚が短すぎるためまったくお母さんに届いていない。
肉体の不便さにもがくような様がおかしくて、自分でも驚くほど笑ってしまった。そういえば最近3秒間以上笑うことがなかった。
しばらくするとお母さんが自分の後ろ足を舐めるのでそれをみた子犬が真似しようとするのたが、体が短すぎるせいで足に舌が届かない。
それでも必死にお母さんの真似をしようとする。
ここで笑いを通り越して号泣してしまった。よく笑いすぎて涙が出ることはあるけど、あれとはまた質の違う、不透明な感情が水分を絞り出した。
それから色々試して、どうやら子犬、特に柴犬が動いている動画を観ると内容に関わらず意味不明になって泣き笑いしてしまうことがわかった。
なぜ柴犬が特に効くのかはわからないけど、造形や所作が自分の脳にピタリとはまったんだと思う。
そういえば人間の赤ちゃんが泣いているところもなんだか可笑しい。成熟していない肉体の枷が厭わしいのは心底同意できる。
周りのひとに話してもあまりわかってもらえないし、良いことなのか悪いことなのかもわからないのでとりあえず子犬の動画を観るのはやめた。
柴犬可愛いですね。もふもふで、いつもご機嫌なお顔。仔犬の柴はクマのぬいぐるみみたい🐻💝 焼きたてクッキーか、お稲荷さんみたいな色で、あったかそう。 案外仏頂面のおっちゃ...