僕はタオルケットが大好きだったな。赤ちゃんの頃、病気で入院していたので、僕と一緒にベッドに入れられてた私物のそれに依存していた模様。当時は親の付き添い必須ではなく、実際僕の見舞いは祖母達が交替で数時間来てくれただけだったから(でも毎日来て貰えただけ僕は恵まれていた方だ)、一人きりで過ごす時間が多く寂しかったのだろう。
退院後も、僕がお気に入りのタオルケットにくるまれて端しっ子噛んでいた時は主に一人で寂しい時だった。
ところで以前、ネサフしていたらライナスの毛布を人工的に作る方法を紹介するサイトに漂着した。赤ちゃんを母乳依存にしない為に、早期に断乳させて代わりにライナスの毛布(安心毛布)に依存するようにするという話だった。
ライナスの毛布、だからといって実際毛布に依存させると洗うのが大変なので、小さなハンカチを同じの数枚用意して、それをローテーションさせていくのだという。
うまいこと考えるなあと感心すると同時に悲しい気持ちになった。それがどうしても必要な場合なら実に名案なんだが、特に必要でもないのにわざわざやるのはどうなんだろう。
子どもの頃から15歳くらいまで毛布の端っこがないと寝られなかった。端っこのうち1つがとても気に入っていて、毛玉だらけのがすごく良い。他の毛布ではだめでその使い続けてきたお...
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