生まれる子の幸福については「不確定」「産まれてない子には権利などない」と言いながら、
生まれる子の苦痛については「確定」「誰も他者に苦痛を与える権利はない」という。
裏返せば
生まれる子の幸福については限界がないのだから「誰も子が幸福になることを奪う権利はない」し
生まれる子の苦痛については「苦痛が耐えられないほどとは言えない」「そもそも生まれていない子の権利は考慮する必要がない」と言える。
確実な苦痛と不確実な幸福を天秤にかけるケースで、後者を優先する状況は容易に想定される。
これに異論があるなら、予防注射とか健康診断とかも全部拒否なんだな? 世間ではそう考えない人が明らかに多数なわけだが。