https://www.gizmodo.jp/2017/01/ants-need-work-balance.html
同研究チームは、30匹ほどのアリで構成される小さなコロニーでは、6割の働きアリたちが、基本的にはじっとしていて動かないことを発見しました。しかしながら、アリの数が300匹ほどに増える大規模なコロニーになると、怠け者の働きアリの割合は8割にまでアップしてしまうそうです。
大きなコロニーになればなるほど、より多くの怠け者な働きアリたちが増える。このアリたちは、ほとんど動かない代わりに、エネルギーを消費しないようにしていることがわかってきた。
今回の研究チームを率いたChen Hou博士は、このように語り、実は怠けているようにみえるアリたちが、意識的に重要な働きをしていると指摘。
仕事する必要もないのに動くよりは、かえってじっとしていることでコロニーのリソースを消費せず、結局は限られたリソースでもコロニーが動き続けるように助けていると、アリの世界のワークバランスについて説明を行なっています。