タイトル通り、20年くらいずっと憲法9条改正反対派である。今30代なので、中学生ぐらいの頃からずっと、ということだ。
なぜ9条改正反対派なのかというと、その理念自体は正しいと思っているからであり、そして一度取り下げた理念を再び復活させるのは非常に難しいと考えているからだ。同時に、理念には確かに現実を引っ張る力があると信じている。
しかし、現実問題として自衛隊というか軍隊を持たない選択も現時点ではあり得ないとも思っている。だから、”今は”いくらでも憲法を恣意的に解釈していればいいじゃないか、そう思っているのだ。
そういう意味で、共産党などの護憲派とは相入れないため、私の考えるベターを探るなら現状では自民党支持ということになる。
だが、改憲の国民投票が行われるとしたら改憲反対に票を投じるだろう。
そして数百年、いや、もしかしたら数千年ののちに本当の意味でこの憲法の理念を実現することができるようになるのなら、例え今は非現実的な理念であってもこの憲法を守ることには意味があるのだと、20年ずっとそう思っている。