こういう精神病理学的考察がクソあほ臭いと思うのは、境界性パーソナリティ障害とADHDと双極 II 型障害の症状がよく似ていることと、ADHDとBPIIがBPDとそっくりな振る舞いをしていたとしても、ADHDやBPIIなら心理的要因よりも生物学的要因のほうが大きいことになるから。
なのに「境界例(←この用語の使い方もツッコミ入れたい)の人はこう考えているのである。境界例の人は自分を受け入れて考え方を変えれば治る」ってさあ。なんじゃそりゃ。
同じような症状が出ていても、治療する医師の得意分野によってファジーに病名が変わったりするし、かつてBPDと診断されてた人が今はADHDやBPIIへと診断が変わってたりする。
そういう状況のなかでこういう精神論見ちゃうと、なんかもうね。
精神病理学が衰退するわけだよ。
あと、この増田読んでて思い出したのは、精神科医でも臨床心理士でもないのにやたらこういう根拠のないことをドヤ顔で語りまくってた加○諦三ね。