2017-07-18

「舌打ちとかをして周りに不機嫌を振りまくヤツは嫌い、周囲の人はその人の不機嫌に何の責任もない。不機嫌を無駄拡散させるだけ、マイナスしかない」と16歳にしては達観したことを言っていた友人の言葉が突き刺さったまま大人になった。彼女も確か私に負けず劣らず複雑な家庭環境で、たくさんつらい思いをしたんだろうと思う。彼女より少しばかり育ちの悪い私は、その日から舌打ちをやめた。

今日、舌打ちなんかよりももっともっと激しく、その人のせいでないストレスについて、周りに発散してしまう人と出会ってしまった。たとえば物を投げつけるとか、叩くとか、多分不機嫌かどうかとか、仕事がままならないかどうかとかを別にして、社会人が昼間、お互いの顔と名前がわかっている人間相手にしてよろしいことではない。あの人は、あなた不利益責任の無い人間に対して当たり散らしてはいけないよと誰にも教えて貰えなかったんだな、と思うことにしておく。

それとこれとは別にして、不発弾みたいな性質人間が同じ敷地にいるとわかっただけで恐ろしい。早く逃げなくては、とだけ考えている。明日も同じところへ出勤しなくてはいけない。突然殴られるかも、刺されるかもしれない。恐怖で脂汗がふきでてくる。どうしよう。

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