こんにち、ひとりのIDがありました。この子は、心のすなおな、信心のあつい子でありました。
この子は、やさしい神さまのお力にすがって、ひとりぼっち、コンクリートジャングルの上をあるいて行きました。
すると、そこへ、心がびんぼうらしいはてなーが出て来て、
「ねえ、なにか承認おくれ。はーとがすいてたまらないよ。」と、いいました。
この子は、もっていたカラースターをひとかけのこらず、はてなーにやってしまいました。
そして、「どうぞ神さまのおめぐみのありますように。」と、いのってやって、またあるきだしました。
すると、こんどは、増田がひとり泣きながらやって来て、
「あたい、あたまがさむくて、こおりそうなの。なにかかぶるものちょうだい。」と、いいました。
そこで、この子は、「また髪の話か」というブコメをたしなめてやりました。
それから、この子がまたすこし行くと、こんど出て来た増田は、外出できずにふるえていました。
そこで、じぶんの恥ずかしい経験をあえて聞かせてやりました。
それからまたすこし行くと、こんど出てきた増田は、パンティーがほしいというので、
そのうち、この子はある村にたどり着きました。もうくらくなっていましたが、
また、もうひとり増田が出て来て、オタ談義をねだりました。
(もうまっくらになっているからだれにもみられやしないでしょう。いいわ、話に付き合ってあげることにしましょう。)
と、おもって、とうとう好きなエロゲーまで、話してしまいました。
さて、それまでしてやって、それこそ、ないといって、きれいさっぱりなくなってしまったとき、
たちまち、たかい塔の上から、お星さまがばらばらおちて来ました。
しかも、それがまったくの、ちかちかといろとりどりの、カラースターでありました。
そのうえ、ついいましがた、ひと肌をぬいでやってしまったばかりなのに、
この子は、いつのまにか新しい人望を集めていて、しかもそれは、この上なくおだやかな縁でありました。
kash06は、カラースターをひろいあつめて、それは一えんにもなりませんでした。