うちの部署に配属されたときにアカウントばれしているのだが、鍵もかけずにつぶやいているのは大物なのか馬鹿なのか。まあ馬鹿なんだろう。
後輩の言い分はこうだ。つぶやきは平均して一時間に3〜6回くらいで(これは四半期分のデータをもとに俺が指摘した。だいたい15分おきくらいにつぶやいている)で実際には2〜3分もかかっていない、煙草を吸うやつに比べれば自分はよほど真剣に働いていると。
言いたいことは分かる、だが違うのだ、後輩よ。
うちの部署の仕事はシステムの設計書を書いたり実際にプログラムを組むことだ。頭脳労働といってもいい。
頭脳労働にとってなにが大事か?たくさんあるが、そのかなり上位に集中力がある。
つぶやきに労する時間はほんのわずかでも、そのわずかな時間で集中力が失われるのだ。
失った集中力を回復するためには15分もかかる。つまり1時間のあいだに集中している時間はほとんど0なのだ。
後輩は仕事への影響を必死に否定したが皮肉にも成果物がそれを裏付けているのだ。
後輩もあと何年かたつと中堅と呼ばれる年齢になる。そうなると誰も何も言ってくれない。
いま、言ってやるのが先輩社員の役目ってもんだ。