その理由としては色々考えられるが、結局のところは熱意の問題だと思うようになった
はてブをはじめ、世間には「こんな恋人は無理」「恋愛するなら気を付けるべき事」
みたいな情報は無数にあふれている
それらを見て、自分が「駄目」な方に一つも当てはまらない人なんてほとんど居ないだろう
私なぞはむしろ、「駄目」に当てはまらない部分がほとんど思い当たらない
でもそれはよく考えれば恋愛に限った事ではない
およそあらゆるノウハウ的情報は、「駄目なこと」「良いこと」を分かりやすくまとめたものと言えよう
たとえば猫の飼い方の本やサイトを見ても、「駄目」なことは本当にたくさん書いてある
それでも私はどうしても猫が飼いたかったから、「駄目」を全てなくせはしなくてもできる範囲で減らし、
可能な限り「良い」を増やして、それを免罪符に猫を飼ったし、今のところそれで悔いはない
猫相手と人相手では責任の重さが異なる、相手にも選ぶ権利がある、というのもあるが、
それを含めた上でやっぱり、私に恋人がいない本当の理由は、猫程には恋人がほしくないからなのだと思う
実際、恋人がいなくて肩身が狭く感じることはあっても、心底誰かと居たいとは感じない