2017-01-20

アパホテルの例の本を考えてみる。

 

自分欧州なり米国なりどっかに行ってホテルに泊まって

そのホテルナチスユダヤ人迫害インチキ陰謀だ的な本が備え付けてあったとして。

何を思うかといえば多分特に何も思わない。

帰国して土産話のついでに、泊まったホテルが変なホテルでさって笑い話にするくらい。

まあ自分関係ない他人事からな。

 

ならば日本人である自分関係することだとどうだろう。

米国に行ってホテルに泊まってそこに本が備え付けてあったとする。

大戦中の日系人収容は正しかった当然の措置だ的なことを

現在日本人への偏見嘲笑交じりに書いてある本だとする。

うん、腹は立つかもしれない。こんなホテル二度と来るかって思うかもしれない。

帰国して土産話のついでに、泊まったホテルがふざけたホテルでさって話すだろう。

けどその悪印象をそのまま米国全体に当てはめるかといえばしないだろう。

たぶんしないと思う。しないんじゃないかな。ま、ちょっと覚悟はしておけ。

まあ多少のイメージダウンはあるかもだけど、

いちホテルのことを国全体に敷衍する方が差別的だと思うのでそこは混同しない。

 

というわけで考えた結果、アパホテルの例の本もほっとけと言う結論自分の中ではなった。

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