実際そう思う。
ここで云うのは、本物の富裕層と、現代の価値観にして庶民ではないケース、つまり仮にほんとに違うとしても傍証が多いケースとを合わせた数字で、私が学生時代に見聞きした実感として、それくらいあると思う。
まずこれは百パー富裕層だなと思ったのは、見るからに不良出身の自営業で、既に家を持っている。車も普段通る車とは違う。中年にしては若い方だが、ただ危ない人のようには見えなかった。
引っ越しのために転向しようとした富裕層の家庭の高校生が、その代償に問題児から別の校則違反を着せられたケースもあった。しかも学校もそのことを把握しているようだった。彼は最初否認したが、学校は、これを引き受けなければ過去に見逃してやった不良行為を蒸し返すぞと彼を脅したそうだ。彼はやってない罰を引き受けて、高校を去った。