実話である。
私の2つ上の幼馴染は6歳の頃から12歳までドキュソとして育った。
小学生の頃から深夜アニメを録画してそれを楽しむことが流行っており、私が小2の時初めて見たオタクアニメは幼馴染が録画してくれたもの。ドキュソの基本“ピコピコゲーム”も近くのゲームショップや中古品販売店で買ったものだ。
私が遊んでいたのはこれに加えてPCゲームやインターネットも含まれるのだが、インターネットはアングラといって、決して踏み入れてはいけない場所があるということを、何かの機会に聞いて知った。彼は「悪い人になるとこのゲームを遊ぶために引きこもりになるんだ」と、当時漠然とイメージしていた。