2016-12-19

QAを無意識に格下として見ている焦燥

俺はソフトウェアエンジニアを名乗っている。

普段は他社の為にソフトウェアを作っている。

俺だけが作っている訳じゃない。

分担して仲間のソフトウェアエンジニアとも共同作業をして進めている。

それだけじゃない。他にもいろんな人が関わってソフトウェアを作ってゆく。

お客さん、営業PM、PL、デザイナー、そしてQAとテスターだ。

俺はこの中のQAという人たちを不当に格下として見てしまっているようだ。

無意識にではあるがそう見てしまっているようなのだ

QA。

QAエンジニア

そう、エンジニアなのだ

彼らは様々なツールを駆使し、何をどうテストするかの細かな計画を立て、テスターに適切に作業を振り、テスト自動化用のスクリプトを作って動かし、その他品質を保つ為にあらゆる事をするエンジニアなのだ

今の自分に同じ事ができるかと言われれば、少なくとも今勤めている会社のQAレベルは無理だろう。

頭ではバイトテスターも含めて皆一つのチームというのは分かっている。

格下なんて誰一人いないはずだし、みんな同じように敬意をもって接すべきだ。

しかし、心のどこかで見下している自分がいる。

そしてQAと話すと、それがことごとくバレているような気がする。

俺は今の会社に来るまで、QAのいない劣悪な品質ソフトウェアを納品する企業にいた。

そのせいか「QAやテスターなんて大したことしてないだろ」とどこかで思っているのかも知れない。

(「QAやテスターなんて」と一緒くたにしているのも見下している)

今の会社のQAたちの働きを日々見ていても、未だにその呪縛から逃れられていない事に焦燥を感じる。

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