同僚の、大振りのジェスチャーと豪快な笑い方を。
険しい顔で朗々と話し、時にくしゃっとした笑顔を見せる感じを。
やや力が抜けつつも、しかし一つ一つ丁寧にささやくように話す感じを。
とにかく、その時の自分が聴いているもの、観ているものの影響を直に受けているようだ。
これが定まっていない相手は、行動が予測できず、対応に難儀するし、
不安定な印象、言ってしまえば一種の気持ち悪さを覚えるだろう。
口調はキャラを作る要素の大きな一つである以上、これが安定しないのは、
コミュニケーションにとって障害なのではと思い、今更ながら悩んでいる。
当然同僚も気づいていると思うが、
もはや、本来の自分自身の口調がどうだったかもわからなくなってしまった。
自身の無さの表れなのかもしれない。
私と同じような状態の方、いませんでしょうか。
凄く分かる。 大阪人と一緒に話していると大阪弁なまりになり、実家の地元民と話していると地元なまりに戻ったりしているうちに、 自分本来のしゃべり方が分からなくなってしまった...