店外にランチメニューが置いてなかったのでドキドキしながら入店
財布には二千円しか入っていないしね、ランチメニューなかったらどうしよう
店には行ったら店員さんが声を掛けてきた「お一人さまですか?」
なんというかもう焼肉なんてどうでもよくなってしまうほど好みの女の子だった
そのまま手を取って持ち帰りたいほどだった
相手も何かを感じたのだろう二人で見つめ合うこと30秒
時は動き出した
ちょうどお手頃のランチセットがあった、ほっとしていたら彼女がやってきた
火が付き器具の説明をしてくれたみたいだが、彼女のかわいい顔に集中しすぎて聞いていなかった、ごめんね
また見つめ合う俺と彼女
このまま見つめ合っていてもいっこうに構わなかったのだが、彼女も仕事があるので注文をした
彼女は頼んだランチセットを復唱し笑顔を見せてくれ、そのまま二人は見つめ合う
おいおい、俺と同様、君もこの出会いに何か感じたのは分かったよ
俺もこのまま君をずっと見ていてもいいぐらいだ、でもな今はとっても空腹なのだよ、頼むから注文を通してきてくれないかな
それでも動かない彼女、何かがおかしい、なぜ彼女はこうも動かないで待っているのだ
俺が黙って待っていると彼女がひと言
ランチの嘘
死ねカス
君も外へ出て人と触れ合ってこい きっと素敵な出会いが待っているかもしれない 君みたいな史上最低の屑には出会いはないかもな 残念でした
死ねカス
キャバクラでおねーちゃんが飲み物たのんでもいいですかーって言ってくるようなものだったんじゃね?
こないだのエントリの影響で、肉じゃなくてもやしだけ食ったのかと思ってしまった