上映開始直後、いつもの新海節が劇場に鳴り響いた瞬間、興奮のあまり俺はちょっと泣いた。
しかし、その後の展開は、個人的に納得できるものではなかった。
まず、新海誠特有のセリフ回しが圧倒的に足りない(新海節が少ないことを評価する人がいるのもわかる。しかし、俺はあの新海節が好きなんだ)。
次に、ラストシーンでのカタルシスが足りない(とって付けた感じがしてしまう)。
秒速の何が良いかって明里が他の男と幸せにやってる描写が挿入されるところにあると思うのだけど、今回はそれに値するものがない。
記憶がなくなってしまうってのがラストシーンを際立たせるのかもしれないけど、秒速の明里しあわせ描写に比べると弱い。
ニコ動だと、明里しあわせ描写で「あーーーー!!!」みたいなコメントで埋まるだろうし、強烈な印象を与える。
しかし、今作は「忘れてる!!」って言ってるだけで、心に響いてくる度合いが小さい。
俺は今まで「ガルパンはいいぞ」と言ったり、シンゴジラについて絶賛したりしていたのだが、
いざ自分に合わない作品が絶賛されていると、すげー居心地が悪い。TL見たくない。
ちっせーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
俺は今まで「ガルパンはいいぞ」と言ったり、シンゴジラについて絶賛したりしていたのだが、 いざ自分に合わない作品が絶賛されていると、すげー居心地が悪い。TL見たくない。 ち...