1回見ただけだから勘違いがあるかもしれないのだけれど、最後にたっぷり尺を使って描かれた男女のすれ違いの代わりに尺が削られた結果か、ストーリーの粗が気になった点について書いてみる
1.タキが糸守町の風景を思い出して鉛筆で描いているけれど、奥寺先輩とのデートのときに、写真展で糸森町の写真をじっくりみているのだから、写真展の主催者にその写真について問い合わせれば、糸森町に容易にたどり着けたのでは?
2.なぜタキが糸守町の高校についたときに、ミツハが書き込んだスマホの日記が消えたのか。タキとミツハのつながりが消えかけているからだというのは分かるのだけれど、いきなり日記「だけ」が消えるのは、物語を描く上での都合としか思えない。
3.入れ替わりの際に、本映画の最大のギミックである3年のずれに気づかなかった理由がよくわからない。普通なら、入れ替わって真っ先に元の自分の身体とコンタクトをとるだろう、というのが1点目、それに加えて、3年ずれていれば、曜日も3,4日分ずれるはずなので、それで気づくのでは?というのが2点目(後者については、最後から2回目の入れ替わりで、休日にも関わらず、中身タキのミツハが制服を着込んだというのが曜日のずれを表していたんだと思うのだが)