2016-06-14

「裸者と裸者」という小説がある

近未来日本舞台で、難民が流入しまくった結果国軍クーデターを起こし分裂、皇室政府亡命し、日本各地で武装勢力が己の利益のために争ってるってあらすじ。

面白いのは、国籍宗教だけでなくて、ジェンダーマイノリティによって結成された勢力が現れるところだ。女の子たちが構成員マフィアLGBTによる軍隊娼婦が中心の勢力、ゲイヒロイズムを掲げる軍など。

読んでた頃はあまり実感がなかったが、昨今のテロとか戦争を見ると、そういう時代になったんだなぁと感じる。筆者が未完のうちに亡くなられたのが悔やまれる。

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