別に子どももいないが、もし子どもが自分の嫌いなものを好きになったらどういう態度をとろうか迷う。
ここで嫌いなものとは、食べ物とかそういう社会生活に必要不可欠なことではなくて、娯楽とか思想とかそういう場合。
もちろん一番良いとされるパターンは、子どもの好きなものは出来るだけ肯定して親がなるべく不干渉になることか共感してあげることだろう。
でも、自分の親を思い出すと俺が好きだと言ったものに対して、わりと普通に親は好き嫌いを表明していた気がする。
俺が「××が良い」と言うと、「えー、××のどこが良いの?」という風に難色を示していた。
ではそういうことをされて俺が親のことをどう思っていたかというと、別にイヤじゃなかったし、
どちらかというと親が親自身のパーソナリティな部分を持っているように感じられて、ある意味そういう部分を尊敬していた気がする。
そういう親の親個人としての感性を子どもとすり合わせずに独立させることで、また別のつきあい方が生まれるだろう。
マツコデラックスがオタクと話すテレビ番組あるけど ああいうのがある意味理想なのかもしれない