スポーツの競技精神に関するレポートを書いている最中に、スポーツ経験から学べることって集団の規範を遵守する意識だったり、周囲と協調して物事を為すことの経験だったりするのかなーって思った。
どのスポーツもルールから逸脱した行為は罰せられるわけだし、その中でも特にひどいものは退場という形で競技という社会から追放されてしまう。
追放されたプレイヤーは死ぬわけではないが、一定期間社会へ参画する権利を奪われる。社会で言うと、懲役刑がそれに当たる。そして、それが終われば社会に復帰する権利を得ることができる。
すなわちスポーツを通じて社会というものを擬似的に経験して、社会性を無意識に身に着けていくのがその役割なのではないか、ということだ。