2015-11-22

頭と肉体があってこその音楽

[書評] ハーバード大学は「音楽」で人を育てる 21世紀教養を創るアメリカリベラルアーツ教育菅野恵理子)http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/

音楽がなぜ重要かというと、頭と肉体とどちらも使うから、だから音楽大事なんだと。

頭というのは、音楽に関する理論や知識。肉体というのは、楽器演奏あるいは声楽

頭で勉強したものは、演奏として応用されないと意味がないし、肉体を通じて出される音・演奏は頭で勉強したものがないといけない。

どちらもいる。

頭だけでもダメだ、肉体だけでもダメだ、そのどちらも使うのが「生きる」ということだ。それを教えてくれる、一番わかりやすい形をしているのが、音楽だ。

から音楽をただ「聞く」だけでは足りない。享受するだけでは足りない。楽器を立派に演奏しろとは思わないけれども、せめてあなたが今聞いている音楽に対する積極的姿勢必要だ。そうすれば、その音楽もっと面白くなるだろうし、楽しくなるだろう。

音楽は、自分の外にあるものではない。iPhone に入っているデータイヤホンを通じて聞いているなにものかは音楽ではない。音楽自分の中にあるものだ。自分の中にあるものを聞くこと、それが音楽だ。

頭と肉体、どちらも働かせて音楽に接することは、そのことを教えてくれる。

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