表題どおり。全ての日本人は、「お前のせいで自分は死んだ。お前は自分を死に追いやった罪を背負わなければならない。化けて出てやるぞ。苦しめ苦しめ」などと言い残して自殺する権利があると思う。その代わり、名指しで批判された側の人間が、こういった言葉をどう捉えるかも自由である。実際に「自分のせいで人が死んだ」と罪の意識を感じるのも自由、感じないで平然としているのも自由である。罪の意識に苛まれて、酒量が増えたり精神的に不安定になったりしたら、それは自己責任である。それが嫌なら、最初から人に恨まれるような事をしなければよい。
全ての人間は生きる権利をもっているのだから、当然、生きる権利を放棄する権利を持つ。少なくとも、この国では自殺は罪では無い。表現の自由があるのだから、基本的には何を言っても罪にはならない。ただし、他人の名誉を毀損した場合は名誉毀損という罪になるが、名誉を毀損した側が既に死亡していれば、死者の罪は捌けないので、結果的に罪を問われることはない。
以上をまとめると、最初の結論に達する。つまり、全ての日本人は、他人のせいにして自殺する権利が事実上、あるのである。そういう社会で生きているのだから、人が自殺した時に批判されて苦悩するのは因果応報というやつだ。それが嫌なら、最初から他人に自殺されるような事をしなければいい。自己責任だ。