パン屋に行ったら突然、雨が降ってきたんだ。
だから、パン屋で雨宿りしようという話になったんだ。パンを食べるところが外にあったからね、もちろん屋根付き。
そこで僕たちはしばらく休憩していた。
雨がますます降ってきて、気づいたら、小鳥たちもやってきてたんだ。小鳥は3匹いた。別になんてことない風景かもしれない。
でも、「小鳥たちも雨宿りしてるね」って連れが言ったから「うん。。そうだね」って言い返してた。
で、そのあと僕はぼんやり「なんだかおかしな風景だなぁ」って言ったんだ。僕はてっきり連れも面白い風景だから言ったのだと
思ったんだよね。
だけど、連れは「そう?私はただ小鳥も雨宿りしてるんだなぁって思ったから言っただけよ」
でもなんでだろう。僕のほうはさ、小鳥だって雨に濡れたくないと思うだろうし、そんなのは生きてるから当然なのに、
なんでかわからないけど、それが「写真に撮りたくなるようなかわいさ」を感じちゃったんだ。
ほほえましい とか
あと 面白いな っていうのも本当に強く思ったんだ。
写真を撮りたくなるっていうのは、「特別なシーン」だと思って撮るから写真なんだよな。
小鳥が雨宿りしてるだけなのに、どうして特別なシーンだと思ったんだろって、なんか、それってちょっと不思議だなってふと思ったんだ。
親犬が人間のお母さんみたいに子犬たちに優しくしている動画とか、犬の面白い顔とか、たくさんあるけど、犬だっていろんな態度や顔するだろし。
けど、あれって別に普通のことだよなって思った。どうして人はそれを特別面白いものだって思っちゃうんだろう。
小鳥の話に戻る。あとで考えたことを連れに話したら
「あなたは小鳥を違う世界の生き物だと思ってるのよきっと。。。」
って言われちゃったんだよな。そうなのかな?
あ、ちなみに連れっていうのは、僕のオカンだ。
小鳥「そろそろ立ち食いのおっさんがパンボロボロこぼしてく時間だな」 小鳥「はらへーはらへー」 小鳥「」
ツマンネ。増田の才能ないよお前