前の日曜コンビニで買い物をした。
店員が東南アジア系の女性店員で、わたしが「ブレンドのS」と注文してもいまいち伝わってないようす。
その店員は、ドリップ台の前につっ立っているこれまた東南アジア系の男に「こーひー、えす」と伝えた。
男は「アイス?」と聞き返したので女店員がまたわたしに「あいすですか」と聞く。
「ホットで」と伝えると、不安げなわたしの顔を見てか男の店員がニカッと親指を立てた。
その後出てきたのはアイスカフェラテ。なんなんだいったい。頭まわってんだろうか。バカじゃないだろうか。
思えば自分は、こういう外国人が日本にきて慣れないながらも愛想よく働いている姿は割と好意的に受け止めるたちだった。
いくらレジでくっちゃべってても、客をさばくのが下手でも、ヨーグルト買ったのにスプーン入ってなくても、許せる側の人間だったはずだった。
むしろ機械的動いていて何が楽しいんだかわからない日本人よりは、人間らしく間違えながらも喜怒哀楽のはっきりした外国人のほうが好ましく思っていたはずなのに。