最近ウイスキーが好きでいろいろ飲んでみたくて一人でバーに行くようになった。
カウンターで飲んでると、たまたま隣になった人と話をすることがある。
尋ねられたことに答える以外、あまり自分から話すのは得意ではないので、
なんとなく相槌を打ったりオウム返しを使ったりして会話を進めるけれど、
なぜか気が付いたらスピリチュアルだったり霊的だったりするような話をされていることが妙に多い。10人中6人ぐらいがそんな話をする。
オーラがどうとか、お守りがとか、不思議な体験がとか、私は昔からとか、なんかそんな。
あと妙に相手の人生に関わるような話をされることも多くて、当たり障りのない話題だけで会話が終わるのが10人中1人か2人くらい。
別にそれで何かを売りつけられたりすることもないし、
なんとなく自分じゃよくわからないものに「すごいですね」と言うのもなんか違う気がするので、
相槌も「へー」「ほー」「ふんふん」「そうなんですね」みたいな曖昧な返事ばかりしていて、相手からすれば話しがいのない聞き役だと思うのだけど、
相手はみんな「もうこんな時間だ、今日はすごく楽しかった、ありがとう」みたいなことを言って帰っていく。
たまにお酒をおごってくれる人もいたりするし、話を聞くの自体は別にいやではないんだけど、