2015-01-02

30代中盤。自分人格の低劣さをジワジワと自覚してしまい、つらい

20代の頃だって、俺は最低の人間だぜーとか言ってた気はするんだけど、あれは中二病的な自虐というか、それほど深い実感が伴っていたわけではなかった。

でも30代も中盤にさしかかってきて、この年になって、なぜだか自分の下劣さを深く染み渡るように自覚してしまい、本当につらい。

朝目が覚めた瞬間に、心臓が絞り上げられるような、脇腹に穴があいていて冷たい風が吹き抜けるような、不安に教われる。

平日はどうにか起床して会社に行って、仕事をしていればそれなりに気がまぎれるのだけれど、

休日は布団から離れられない。つらいなあ、不安だなあ、嫌だ嫌だと布団の中で昼まで呻いている。

鬱病の薬は飲んでいるが、効き目はいまいちで、副作用の眠気がひどすぎる。眠すぎてよけいに鬱になる。

俺は殺人犯でもなければ振り込め詐欺の首謀者でもないわけで、俺はたいして悪いことはやっていない、俺より悪い奴はいくらでもいる、

自分に言い聞かせるが、なんというか、そういう問題じゃないんだ。

一つ一つのできごとは取るに足らない。ここでいちいち事例を挙げたりはしない、そんなことしても鬱になるだけだろうし。

さなことでクヨクヨせずに前向きに考えるんだ。そうすべきだ。

でも、なんだろう、振り払っても振り払っても、胸の奥からこみ上げてくる感覚

私は下劣な人間です、私の人格は劣っています

そしてもう、それは変えられない。愚劣な人間のまま、残り半分くらいの人生を送る。

遅すぎることなんて何も無い、今から自分を変えればいいんだ。そんなふうに考えようとしてみる。

でもダメだ。もうダメだ。低劣な人格を抱えて生きるしかない。

これは本当につらいことだ。

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