某害虫が入っていると話題のペヤングですが、あれは食品を扱う工場では十分起こりえる。
俺が勤めてるところが酷いだけなのかもしれないが、生ごみ庫に空調ついてない、外の扉は自由に開けることができる(外から害虫が侵入する隙がある)、内側の扉も隙間があり扁平な虫であれば通ることができる、その扉を出てしばらくすると調理場がある…となるといつ入っていてもおかしくない。実際に小さい虫の死骸程度は入っているかもしれない。
最近は気温がすごく低いから、害虫が発生しにくい。ただし真夏の自宅の台所を想像してもらえば、その時期の環境の悪さは分かってもらえると思う。サニテーションマニュアルはあるものの、気が利く人しかそれをしない。社員も指示をするだけなので、人によって丁寧さがまばら。冷房が間に合わないから床に落ちた食品が腐敗してなんとも言えない臭いが漂う…。ちなみにその工場はCMの上手な某コンビニの弁当をつくているところだった。もともとコンビニ弁当を食べることは少ないけれども、さらに遠ざかった。
食品系に勤めていて退職したひとが「安全な喰い物くいたけりゃ金何倍も出してそれなりのところで食え」とか「虫が入っててもまあしょうがないなと思って食う」とか言ってた気がするけど、働いている側としては、人の着るものばっかり気を配ってて、肝心なところで隙がありすぎるような工場で食品を作るというのは違和感しか感じない。家で作るときはそこまで気を使わないじゃんというが、CMなどで見た目に綺麗で清潔というイメージを与えて食い物売ってるんなら、この不衛生さは一体なんなのだろうか。