2014-08-23

終身雇用なんてそもそも存在したのか?

現代社会では終身雇用崩壊した、と言われている。

まるで昔は終身雇用があったかのようだが、本当に終身雇用なんて存在したのか?

終身雇用ってのは、入社から定年まで何の心配もなく一つの会社で働けることだとする。

まり、40年間安心して働けるってことだ。そんな時代存在したのだろうか。

入社時期を区切って考えてみる。

1900年1940年入社

 →社会人期間中に第二次大戦終身雇用どころじゃない。

1950年入社

 →まだまだ戦後の混乱期で、いつ会社が無くなってもおかしくない。

   終身雇用を信じて入社できる状況ではない。

1960年1980年入社

 →高度経済成長期もあり、終身雇用を信じて入社できた時代だと思う。

   ただ、定年前にバブル崩壊リストラの嵐が起きるから、結局終身雇用ではない。

1990年以降入社

 →バブル崩壊、その後の不況終身雇用どころじゃない。

こうして冷静に考えると、終身雇用なんてそもそも存在しなかったんじゃないか。

唯一60~80年入社の人は終身雇用を「信じる」ことはできたけど、結局崩壊した。

本当の終身雇用なんて存在しなかったという結論になる。

  • サイバーの社長が終身雇用はうたうことが重要。どちらにせよ、やめる時はやめるんだし、成果出さなきゃ給与下げればいいんだしっていってたなそういや。 終身雇用!って上に言って...

    • 横だけど、もともと「終身雇用」なんて制度は存在しない。 法的に言えば単に「解雇しにくい雇用」状態を作り出してただけで、 それは今も全く変わってない。法律が変わってないんだ...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん