隣の家の子が虐待されてるかもしれない。
毎日泣き声がひどい。
母親の怒鳴る声ばかり響いてくる。
それだけといえばそれだけの事だが。
子供は泣くのが仕事。
赤ちゃんの頃はそう思ってた。
数時間泣いていてもおかしくない。
その子が幼稚園に通い始めてもそう思ってた。
時に子供はとんでもない事をするから、親も叱るし子供は泣く。
数時間泣いていても、別におかしくない。
今その子は小学生。
相変わらず母親の怒鳴り声が聞こえてくる。
もの凄い勢いで怒っている。
以前と違う事は、子供の泣き声が聞こえなくなった事だ。
子供は諦めを覚えたのではないだろうか。
子供の力で環境を変える事は難しい。
泣いて抵抗しても無駄でしかないし、黙る事を覚えた。
もっともこれは想像でしかない。
何が原因で隣家の子供が怒られているのかわからない。
単に内容が聞き取りづらい。
母親以外にも家族はいるので、子供にとって理不尽な事であれば
誰かしら母親に注意するだろう。
そういう思いもあって通報してない。
諦めを覚えたのではないかと思ったのは、自分がある種の虐待を受けて育ったからだ。
虐待してきた人間にはその隣家の子供の父親も含まれる。
理不尽な暴力にあった人間は、どう育ってもどこかに歪みが出る。
隣家の子供はそうでないといい。
乗り越えてくれるといい。
Permalink | 記事への反応(0) | 02:51
ツイートシェア