2014-05-28

結婚式にて

誰に話していい話でもないのでここに書く。

日中からの友人の結婚式に出席した。

その友人は中学高校部活も一緒であり仲の良い友人の一人である

家に遊びに行ったことはなかったが、兄弟としてお姉さんが一人いる、ということは本人から聞いて知っていたし、

一緒に出席した周りの友人たちも知っていた。何より、披露宴親族席にいた。

式の序盤、司会の話す新郎新婦プロフィールを聞いていたときに少しひっかかるものがあった。

「〜〜〜兄、姉がおり、3人兄弟末っ子として〜〜〜」

ん?兄?初めて聞いたぞ?

そのときは紹介がどんどん先に進んだため、それ以上考えることはなかった。

そしてある程度時間を置いた頃、新郎新婦プロフィールムービーが流れ、幼いころの家族写真スライドショーとして登場した。

そこには確かに、本人と兄・姉であろう3兄弟の姿があった。

ただ、その(自分勝手に兄と判断した)兄の顔はまさしく知的障害を持っている子供のそれであった。

自分の中で何か腑に落ちるものがあった。

披露宴自体はなごやかでつつがなく終了したのだけど、いまだに何かが引っかかる。

新郎新婦の勤めるそれぞれの会社の重役や同僚、昔からの友人など多くの人々が出席する披露宴

まさに両家にとってのハレの舞台において兄の存在はどうあるべきだったのだろうか考えてしまう。

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