東武動物公園とか、動物園と遊園地が合体した東武鉄道系施設なんだが、
下の子が動物を触れ合えるコーナーで、ウサギ・モルモット・そしてヒヨコを触っていた。
ウサギ・モルモットの手触り体験をやっている動物園は割と多い(例:あらかわ遊園、板橋子供動物園)が、
そういえばヒヨコを手触りできる動物園は少ないなあ・・・と思っていたが、
下の子が「初めて本物のヒヨコを見た」と言うので、びっくりした。
図鑑とかビデオではヒヨコを見たことがあるが、本物を見たことは、6年間の生涯でゼロ回だったようだ。
・・・という話を、遊園地エリアでジェットコースター1時間待ちしていた上の子(小5)にしたら、
こちらも「生ヒヨコは、今まで見たことがない」とのたまう。
しかし、冷静に考えてみたら、数十年前は神社の夜祭なんかで「ヒヨコの屋台」
(まともなヒヨコもいれば、カラーヒヨコもいる)が結構出店していたが、
「ヒヨコという動物を、リアルで子供に見せることができていた、貴重な体験の場だった」ということじゃないか?
最近のお祭り屋台では、動物系の出し物は、せいぜいい金魚すくい程度しかない。
それもこれも、「ヒヨコを商売に使うなんて、ケシカラン!!」という動物愛護の風潮の行きつく先だったんだろうか?
それとも、ヒヨコの雌雄判別技術が進歩して、ヒヨコの雄を早期に峻別できるようになり、
早期に殺処分されるようになって、雄ヒヨコの「出品」が減ってしまったのか?
ということで、サンプル数=2で「今時の子供は、実物ヒヨコを見たことがない」という仮説が成立したが、
これサンプル数=1,000で調査してみても、「実物ヒヨコを見たことない」という子供が
過半数を占めちゃいそうな気がする。