2014-04-02

中年弁護士だが、修習生を雇おうとして折れた。

巷でレベル云々が言われているが、採用活動で実感した。

応募条件として、質問への回答を記して応募するよう求めても、回答を書かない人が多い。

大抵、一発合格できてない人。さもありなんと思う。

質問に回答した者の中から国語として見苦しい者や、敬語礼儀に難のある者を外す。

ここまでは最低限の足切りの話で、本来、その先が本番。

だけど、ほんの「一握り」しか残らない。

スキルに関しては、標準偏差的に、合格者の下位3分の2は厳しいかもしれない。

しかし、背に腹はかえられず、2分の1まで許容範囲だと割り切らざるを得なかった。

その上で、人柄や相性も大切とか考え出したら、とてもとても無理だった。

年末からはじめて、さっき、折れた。

最初は500くらいを考えていたが、今は、修習生の適正価格が分からなくなった。

正直な実感としては、せいぜい300か。それでも高いかな。

金払って、指導時間取られて、結局すべて自分で事件処理するなんて、何の罰ゲームか。

500が欲しいなら、ご自分でおやりなったらどうかと思う。

それも凄い話だけどね。

もちろんこれは雇う側の理屈であるが、こっちだって楽じゃないのだよ。現実に。

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