昔のようにかーちゃんのご飯食べてる。
社会に出て視点が広がってから戻ってきたことでわかったんだけど、かーちゃんのしゃべり方はおかしい。
かーちゃんはご飯の間もお茶飲んでる間もずっとしゃべり続けているが、かーちゃんはこんな手順でしゃべる。
これって、俺の知っている中では重度のオタクとか人間怖がるやつとかコミュ症のやつが同じしゃべり方をする。
そして、もちろん俺も同じしゃべり方をしていた。だって、生まれてから青年期までかーちゃんのしゃべりに最も多くさらされていたんだもの。
実家を離れている間に、俺はしゃべり方が変なのに気づいて治そうと頑張っていた。結構治ってきたと思う。少なくとも話を最後まで聞くようになった。でも完全には脱却できていない。
実家に戻ってきて、俺のしゃべり方はかーちゃんの呪いだったって気がついた。
かーちゃんの呪いがなかなか解けない。治したいけど、なかなか難しい。
これ、すごいよく分かる。自分の思うことしゃべり続けられるだけマシ。 自分は会話が無い家庭だったから声を出して何かを話すのが難しい。で、文章を組み立てるのがすごく下手くそ...