2014-01-15

http://anond.hatelabo.jp/20140115184141

規模が違ってもその賭けにかつ自信があるなら、その「保険」は成立するってイギリスコーヒー屋さんで言ってたよ。

いや、だから、それもう保険じゃなくて単なる博打から

10年に一度、これが起こる確率がある、と考えれば、最低でも支払い規模の10分の1ずつは取る必要があるわけで、

そうすると、今、賠償額10兆円とかそういうレベルみたいだから、年間1兆円ほどの保険量になる。

日本10の電力会社がかけて日本全体で10年に1度、としても1000億は必要

阪神大震災から20年もたってないわけだから10年に1度、というのは決してきつすぎる予測ではないだろう。



でだ、この1000億円、払えるか?現在東電が手元にある金が数千億と言われてるが、毎年この規模を保険に支払うなんて馬鹿げてるのはよく分かる。

1兆円なんて不可能。

そうすると、保険会社としては、そんな金額を直ぐに用意することなんて不可能だから

から始めるとしても、原発側としても、実際、最初10年は起こったとしても支払いの不履行が起こるリスクを見る。

その間は保険意味すら無い。

1年で意味があるものに持って行こうと思ったら上の10倍の金額を支払う必要がある。




まり保険屋は別に負けたら死ねばいいや、程度ではじめてもいいかもしれないけど、支払う側は少なくとも最初の数年、支払われないリスクさえある。

そんなものが成立するわけがなかろう。

成立するとして、国として、電力会社専用のプール金の様な物をきちんと作ればいいが、その数兆にも上る予算を、国としてもいつか起こるリスクのためだけに残しておく、

なんていう運用は到底できないと思う。そんな余裕はない。

逆に言えば、そんな馬鹿みたいな運営が出来る民間なんてあるわけがない。

  • 「イギリスのコーヒー屋」(ロイズ)はそういう仕事してるって話だろ。 どんな掛け金でも、その博打に金を出せる人を集めて冗長にして「賭けに負けても支払金を担保できる」ように...

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