失敗するのは部下のネイティヴが直情過ぎる事がダメだというが、それはどうかと考える。
徹底マニュアル化したビジネス英語を率先してきたであろう会社では、ネイティヴに対しても一定の了解を得ているものと聞く。
そもそも社内英語公用化はグローバル化が急速に拡がった昨今において、先進国たる欧米に倣ってのものだが、
高度経済成長を担ってきたのは、間違いなく謙虚を美徳とする日本語の恩恵であって、何事にも直情的な英語が過去に何らか実績を得た話を聞かない。
また、部下のネイティヴが直情的であるというのは寸分違いないだろうが、それでは上司や経営陣がそうすべきであると公言してきたことが不要となるのではないか。
あるいは上司のビジネス英語というのがネイティヴのそれとは異なるあくまで日本語圏内で通用する程度の英語であるためであろう。
でなければ、社内英語公用化で弊害を来す筈がない。