http://anond.hatelabo.jp/20130615195013
結婚を考えていた彼女を、初めて自分の両親に会わせた時のこと。
はじめは彼女に対して愛想よくしていた両親だったが、彼女に障害者の兄がいることを知ると、だんだんと雲行きが怪しくなってきた。
彼女の兄の面倒を将来的に誰がみることになるのか?とか、そういったことを執拗に彼女に尋ね始めたのだ。
子供が生まれた時にその子も障害者だったらどうしてくれるんだ?とか、挙げ句の果てには、彼女自身も知能が少し低いのでは?とか、そんなことまで言い出す始末。
さすがにまずいと思った俺は、両親に対してたしなめるようなことを言った。
それに対して、母親が俺に言った言葉は死ぬまで忘れられないだろうな。
「あなたをもっと狡賢い大人に育てるべきだった。そうすればこんな悪い女に騙されずにすんだのに…」
なんていうかさ、世間ではバリアフリーとか、障害者が暮らしやすい世の中にしていこうっていう動きをいたるところで目にするけどさ、そんなのはほんとに上っ面だけなんだなって思い知らされたよ。
結局彼女とはその後すぐに別れた。ひどい別れ方だ。
おじさんの芸風飽きたけど