http://anond.hatelabo.jp/20130615144356
レイプが卑劣な犯罪であり罰せられるべきであることは言うまでもないが、被害は性的自由の侵害にとどまり、命まで取られるわけではない。
被害者が「死ぬよりも辛い」などと述べるのは一種の比喩か、または個人の主観としてはそうだというにとどまるのであって、公平に見た場合レイプは命を奪うような犯罪に比べれば軽微な罪であると言わざるを得ないだろう。
したがって、レイプ犯に命まで奪われたようなケースについて強姦致死や殺人として重く罰することはあるにせよ、レイプそれ自体に対して「心と身体への疑似殺人」だから極刑に、などという主張は馬鹿げているというほかない。
それどころか、これはあくまでも個人的な印象に過ぎないが、現状でさえ性的自由が過度に重視されレイプ犯に科せられる刑は重くなりすぎているように思う。
数年前、強姦致傷で懲役50年という判決が話題になったが、そこまで極端でなくとも強姦致傷で20年超の懲役刑が言い渡されることもあるし、10年超の懲役刑などは珍しくもない。
他方、傷害致死などは生命侵害という重大な結果を生じさせているにもかかわらず、3、4年程度の懲役で済むケースも多い。自動車運転過失致死に至っては、最高刑でさえ7年以下という呆れるような軽さである。
数度のセックスが何十年もの懲役に値する重罪か。生命侵害は3、4年程度の軽微な罪か。数度のセックスより人の生命は軽いというのか、と毒づきたくもなるというものである。
罪に対する適正な罰は、社会秩序を維持するうえで欠かせないものである。他人事と思わず、この増田を読んだ全員に一度しっかりと考えてもらいたい。
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http://anond.hatelabo.jp/20130615144356 レイプ犯を極刑に、などという主張は正気の沙汰とは思えない。 レイプが卑劣な犯罪であり罰せられるべきであることは言うまでもないが、被害は性的自由...