橋下徹氏は一連の ”慰安婦” 発言で一体、なにを主張したかったのか?
橋下氏の一連の主張は大きく3点にまとめられる。
【1】” 旧日本軍の従軍慰安婦は「性奴隷」(sex slave)ではなかった ”
→19日、テレビ朝日の「報道ステーションSUNDAY」にて、「暴行、脅迫、拉致を、国を挙げてやり、嫌がる女性に無理やりやらせた 『性奴隷』といわれている。それは違う」と述べ、慰安婦の強制性を否定。
【2】” だからと言って、慰安婦制度は許されることではない ”
→15日、囲み取材にて「(慰安婦制度に)問題がなかったとはひと言も言っていない。いま慰安婦が必要だとは一言も言っていない。許されることではない」
さらに、「第2次大戦当時、世界各国が同じようなことをやっていたのに、なぜ日本だけが特別な批判を受けるかを考えなければならない。日本の行為を正当化するつもりはない」
【3】”その上で、「戦場の性」は普遍的問題であり、すべての国家は自らの問題として考えるべきだ ”
→17日、Twitterにて「米軍が現地女性に何をしていたのか、日本の占領期に特に沖縄女性に何をしていたのか、直視すべきだ」
→20日、Twitterにて「韓国軍もベトナムで性的な問題に女性を利用した」
→20日、堺市の政治パーティーにて「世界各国の皆さんに、日本も悪いけれど、もう一度、戦場における性の問題、女性がどう扱われていたかしっかり考えてほしい」
橋下は小沢と一緒で、自分自身の主張はなく、世の中の趨勢に沿って有利になるように発言しているだけだよ。 今回は、安倍政権が靖国参拝や村山河野談話の修正等に流れていたから、...