http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/medical/655528/
こうした新型鬱の記事について、声高に「甘えだ!」という人がいるが、正直どうかと思う。
実際のところ甘えかそうでないかは知らんが、現実として仕事が手に付かないほどパフォーマンスが低下し、それを本人の力ではどうしようもないという状態なのは事実なのだ。それを根性論でどうにかできないから問題なのである。「個体差です」で説明できないほど最近症例が増えてきたから問題なのである。「甘えだ」ということを本人が自覚して自発的にパフォーマンスを改善できるのならばそもそも問題にはならない。
したらば、他人の手を借りて業務改善をしようと考えるのは、個人的には健康的なことのように思える。
山田教授は「従来型の患者には『頑張って』などの言葉は禁句だったが、新型は別。
様子をみながら、ハッパをかけるような対策も必要だろう」と話した。
いいんじゃないだろうか?成人にもなるとハッパをかけてくれるような親切なひとはそういない。カウンセラがその役目を引き受ける、いいじゃないか。よくなるどうかはしらんが。
現実問題、私も自分で自分のモチベーションやパフォーマンスをうまくコントロールできないと感じることがままある。
「自称:非ゆとり世代」の方々はこうした「甘え」をどうやってコントロールしてきたのだろうか。
煽りではなく割と切実にそう思う。