2013-04-25

造語の出来が悪いアニメって

翠星のガルガンティアの三話が

ものすっごく微妙な感じ。

プッシュされていた創作言い回し

『魚を釣ってきた者には真水を与えよ』

の出来の悪さが特に

はいはい、相互援助ねと簡単に言い切って、

ああ、そうだよと頷いたあたりで

こういう言い換えが効く言葉って

すぐに廃れるよねと思った。

わざわざ言い回し、言い換えが流行るのは、

それが説明しづらいことを簡単にするからだ。

代表例が矛盾

矛盾”は概念としては分かりやすいのに説明に困る。

から、普段は言葉の音でなんとなく"ムジュン""ムジュン"と言ってるけど

故事というスパイスを加えることで

矛と盾って何の関係が?と感じた疑問が、

矛盾』という言葉を使う理由に変わるのだ。

それが言い回し、ってやつだろう。

創作造語が大好きな人間として背景がない言葉は嫌いだ。

から勝手に考えてみた。

海じゃん。電気分解しか作れない真水は

昔も今も未来も貴重だよ。

やたらとカラフル衣服並みにおそらく貴重だと思われる

真水をどこにでもいそうな魚とそれでもあえて交換するんでしょう。

その辺を踏まえた皮肉めいた意味を込めて、

『魚を釣ってきた者には真水を与えよ』

足りない代価を善意につけこんで補う行為、あるいはそれを行う人に

向かって言われる言葉、とか。

  • お話はまあさておき、人物の作画が微妙になってきた(3人で鳥食ってるところとか)のが気になった。 あと、あの女海賊&部下2人組ってあれ絶対死んでると思うんだけど、死んではい...

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