2013-01-16

http://anond.hatelabo.jp/20130115234919

研究とそれ以外の職の境界なんて、実はものすごく曖昧なんじゃないかなって思う今日この頃

価値なんかなくたって、学会に出さねばならないデータもあれば、すごく価値があるのに永遠に外に出すことが許されない発見もある。

後者は、必ずしも研究者けがたどり着くものではない。

研究と言ったって、産業化の見通しなんて全く立たない基礎研究から現場カイゼンとなにが違うんだっていうものである

つのモノを作るというのは、想像以上に大変なことで、毎日同じ作業が短調に思えても、同じ作業を繰り返せば同じものを作れるということ自体が技術結晶で、日々の技術改良の中で見つかる新しい発見が、新たな技術にもつながる。

理系学生には、研究とそれ以外なんていう狭い視野じゃなくて、いろいろなことにチャレンジしてもらいたいな。

記事への反応 -
  • 理系だと研究職に憧れる人が多い気がするけど、ライン工と研究職の二つしか仕事を想像出来てないんじゃないだろうかって思うんだけどどうなんですかね? 製造現場ってそんなに嫌な...

    • そりゃそうでしょ。 そういう奴らのうち、単純に与えられたルールの中で高得点を出すことが好きな奴とエリートとみなされること自体が好きな奴は 「自分は研究ではなく、問題解決そ...

    • 自分も理系研究者志望だったけど、 理系研究者を目指す人間って芸術家ワナビーと同じなんだよ。 学問の追究こそ人生の目的であり至高の価値だと思ってる。 だから大企業だろうが土...

      • 「研究そのものは金にならない」ってのも芸術と一緒だね。 高等遊民でもない限りパトロン見つけないと生活出来ないのが本来の姿。 しかしはてなはワナビがやたら多いのは何故なの...

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