ある週末、中年の集団(今思えば、○○先生なんて呼び合っていたから教師だったのだろう)が来店。
込み合っていたので、了解を得た上で少し狭目の部屋に案内した。
どれぐらい狭いかといえば、座れば身動きが取れないぐらい。
自分もそのグループが在室中に接客したけど、確かに狭そうだった。
で、その客が帰ったあとの事。少しして、中年の女性から電話が掛かってきた。
客「その店で財布を無くした。その店に行くまではあった。」
ここまではよくある話。部屋を確認すると忘れ物であるかもしれないから、すぐに部屋に行って確認。
退店後に掃除には入るけど、足元にあったりすると見落とすこともたまにある。
俺「申し訳ございません。見つかりませんでした。見つかった場合連絡を差し上げますので、ご連絡先を頂戴できますか」
客「盗まれたに違いない。従業員が怪しいから、全員の名前を言え。」
俺( Д ) ゚ ゚目玉ドコー
俺「申し訳ございません。従業員の個人情報ですので、私からは申し上げられません。」
客「警察に言うけど、良いのか。」
客「結局同じことだけど、自分には言えないのか?」
俺「左様です(当たり前だろ、キチガイ)。」
ここで客の旦那とチェンジ。客は飲んでるから正常じゃないから、やっとまともな話ができると安堵した瞬間。
俺「左様です(当たり前だろ、キチガイ)。」
なんだよ、このデジャブ。お前、シラフでキチガイなの?死ぬの?
んー、接客したときに見たけど、お前、一番奥に座ってたよね?
従業員、奥まで行けないよ?
部屋に忘れてて退店後の掃除の時にガメた可能性も無い。
その後、警察から電話が掛かってくるとwktkで待ってたけど電話は無かった。
シラフになったら目が覚めたのかな。