幼少期から気になっていたことだけど、サービスエリアのトイレって非常識なくらい臭いときがあるよな?
頻繁に清掃が入って、空気の通りもいいはずなのに、何かこう、人知を超えた激臭を発しているときがある。
あれの正体って、いったいなんなんだろう?
普通に生きていく上で、ほぼすべての人間が自分のウンコの臭いを何度も何度も嗅ぐことになる。
くさやのような日もあっただろう。
生ゴミのような日もあっただろう。
そうやって人は自分の中に「ウンコの臭いは、ここからここまで」という閾値を設けるのだと思う。
しかし時折遭遇するサービスエリアのそれは、人生で学んだ悪臭理論値をはるかに超越している。
この現象を解明するため、俺は試みに二つの仮説を立てた。
・その1【蓄積説】
サービスエリアのトイレは、1日に物凄い量のウンコを処理する。
・その2【天才説】
サービスエリアには、多種多様な利用者がウンコを産み落としていく。
稀に現れる一人の天才が、常識を超えたブレイクスルーを起こす。
誰か検証してくれ。