突き詰めれば、「物理」と「論理」という、決定的なかつ本質的な違いによる。
建築屋や製造業なら、たとえば「棒」が曲がってたり、ジョイントが上手くはまらないだろう、
ということがあったら「見れば分かる」し、見る前にそれを計測する方法すら存在する。
部屋にドア2枚作って、それが干渉するかどうかなんてのは、作ってみればもちろんわかるし、
作る前も設計図を見れば、可動領域がある以上、干渉するしないなんかは一発で分かる。
が、ソフトウェアってのはそうは行かない。
建築屋さんにとっては多分分かりにくいと思うが、「設計図をすべて言葉で書く」世界と思ってくれれば良いと思う。
あなたたちが普段目にする「設計図」を、言葉ですべて羅列する世界がソフトウェアの世界。
「モノ」を相手にするのではないのに、「モノ」を相手にする業種と同じ管理方法やら同じことをやろうとすることがそもそも間違いだということは
IT屋にいるものなら上から下まで大概の人は分かってるんだが、「じゃあ、今の方法を捨ててどういう方法をとるの?」という質問に
誰も回答を出すことが出来ない。
まあ、「製造」なら人類の歴史数百万年、建築なら文明発祥から1万年オーダーで過去の人類が積み上げてきた
そのあたりも「積算」が存在しないからそうなる。発注する側も受注する側も適正価格が分からない。 発注する側は「その工程の標準価格はいくらか」が分からないから無茶言っている...
そのあたりも「積算」が存在しないからそうなる。発注する側も受注する側も適正価格が分からない。 突き詰めれば、「物理」と「論理」という、決定的なかつ本質的な違いによる。 ...
えっ、プログラミングって名に書いたらどう動くかもわからないようなブラックボックスの世界なの?
規格化がまだまだ未成熟なんだよね。 工作機メーカーが新規の注文を受けても、鉄鉱石選びから始めて…なんて事はしないだろう。JIS規格の鋼材に、JISの工具で、JISサイズの穴を開け、...