ファイル共有ソフトのコミュニティ(チャットルームの常連達)の中には、自炊(自腹で元ネタを購入しPCに吸い出してファイル化する行為)がタブーな所があった。
俺は自炊物をそこそこ共有してそのチャットルームでROMってたんだけど、ある日それが見つかってしまい、管理者とその取り巻き達からとがめられる事態に。
すると常連達は答えた。「他の人たちと対等な立場じゃなくなってしまうから」と。
要するに、ファイルを「交換(互いに相手のファイルをダウンロードしあう)」するのが主流のそのP2Pでは、自炊行為は安易かつ著しく交換を有利にする、ネトゲで言う所の「チート」に該当するのだという(あくまでも彼らの価値観では)。
結果、チャットルーム内の参加者間の立場に上下が発生してしまい、チャットルーム内の雰囲気を壊すことになるので、このルーム内では自炊物の共有や自炊行為の宣伝は禁止なのだそうな。
なるほど、と書きこむ前に部屋をBANされた。
そんな話を何となく思い出して、ソーシャルゲーム(という名のどうやって客にガチャをアホみたいに回させるかゲーム)が批判されてる理由も何となく分かった気がした。