2011-06-01

無題

俺は女性恋愛関係に入る前に必ず、最低でも一回、出来れば四、五回セックスをするようにしている。

俺はそれが賢い方法だと思っているし、むしろ本来普通はそうあるべきだと考えている。

セックスの相性は人格の相性やその他恋愛(ひいては当然結婚も含まれる)において重要とされる要素と等しく重要だと確信している。

相手がどんな人間が、ある程度あたりがつくその前に付き合おうと思う人は少ないだろう。

それと同じで、相手とのセックスがどんなものかを確かめる前に付き合うなんてどうかしてる。

世の中に、セックスの相性が悪かった為に悲しい結末を迎えた恋人夫婦がどれだけ沢山いることか。

俺も実際その内の一人だ。そんなことで(いや、そんな大事なことを見落としていたが為に)深く傷つく羽目になった。

相手のことを真剣に好きだからこそ、「そんなこと」は無視しがたい壁となる。

セックスが好きだから付き合ってるんじゃない、相手が好きだから付き合ってるんだ」

その気休めはいつまで続くものだろう? 中にはそれで上手く行くこともあるだろう。

しかし、性的意味において完全なプラトニック恋愛が成立することの稀有さを

示すことに多言は要さない筈である。みんな知ってるでしょ?

から、皆には「幸せになってほしい」ので俺はこう言う。

婚前交渉ならぬ恋前交渉をせよ。

本当に相手を好きになってからでは「遅い」んだ。

しい避妊を用いて、好きになりそうな人がいたらバンバンセックスした方がいい。

これは俺の偽らざる願いである。

少しでも、そんな「下らないこと」で不幸に陥る人が減りますように。

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